どのような栄養がありどのような効果があるのかご紹介します。
※上記の数値はあくまでも目安となります
食物繊維
食物繊維には、便をかさ増ししてぜん動運動を促す「不溶性食物繊維」と、善玉菌のエサとなって腸内環境を整える「水溶性食物繊維」の2種類があり、 それぞれをバランス良く摂ることが大切とされる。腸内環境の改善により、血糖値上昇の抑制、血中コレステロール濃度の低下、 大腸がんリスクの低減といった様々な健康効果が期待できる。近年は食の欧米化によって食物繊維の不足が指摘されており、その重要性が増している。
鉄
鉄は人間の体に不可欠なミネラルの一種で、成人の体内には約3~5gの鉄が存在する。 そのうち、70%は赤血球をつくるヘモグロビンの成分となり、残りの30%は貯蔵鉄として肝臓や筋肉などに蓄えられる。 鉄が不足すると全身に酸素が十分に運ばれなくなるため、鉄欠乏性貧血を引き起こし、集中力の低下や頭痛、食欲不振、うつ病などに繋がる恐れがある。 鉄は体内では合成できないので、食事から補うことが不可欠。
カルシウム
カルシウムは人体に最も多く含まれるミネラルで、約99%は骨や歯に、残りの約1%は血液や筋肉、神経に存在している。 人間の生命維持において重要な役割を果たしており、骨や歯の材料となるだけでなく、血液の凝固や心筋の収縮、脳神経細胞の働きにも深く関わっている。 カルシウムが不足すると、骨軟化症や骨粗しょう症のリスクが高まるだけでなく、動脈硬化や高血圧などの血管系疾患を引き起こす恐れもある。
マグネシウム
マグネシウムは、体内で約300種類もの酵素の働きを助けるミネラルの一種で、生命維持には不可欠な栄養素のひとつ。 カルシウムとも密接な繋がりがあり、骨の形成や筋収縮、血管拡張などにおいても重要な役割を果たす。 マグネシウムが不足すると、血管系疾患や心疾患、神経疾患、精神疾患、糖尿病、骨粗しょう症など、様々な健康リスクを高める恐れがある。
ビタミンB1
ビタミンB1は、糖質をエネルギーに変換する際に必要な水溶性ビタミンで、「疲労回復ビタミン」とも呼ばれる。 また、皮膚や粘膜を正常に保つうえでも重要な役割を果たす。 エネルギー産生に関わるビタミンB1が不足すると、倦怠感や食欲不振を引き起こす可能性がある。 また、脳や神経の働きにも影響を与えるため、重度の欠乏となれば脚気やウェルニッケ脳症となるリスクも。
ビタミンB6
ビタミンB6は、タンパク質の代謝や皮膚・粘膜のターンオーバー、神経伝達物質の合成などに関わる水溶性ビタミン。 ホルモンバランスを整えたり、月経前症候群の症状を和らげたりといった効果もあるため、女性にとっては特に重要な栄養素とされる。 ビタミンB6が不足すると、皮膚炎、口内炎、舌炎などの炎症症状や、貧血、神経障害、免疫力低下などが起こる可能性がある。
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丸麦
大麦の外皮やぬかを取り除いたもので、プチプチとした食感が魅力。必要最低限の加工しかしていないため、食物繊維やビタミン、ミネラルなどが非常に豊富に含まれる。
押麦
蒸した丸麦をローラーで押しつぶし、平らに延ばしたもの。食物繊維やビタミン、ミネラルを豊富に含む。
胚芽押麦
栄養豊富な胚芽を残した状態で加工した丸麦を、薄く平らに延ばしたもの。通常の押麦よりも不飽和脂肪酸やビタミンEを多く含む。
発芽玄米
もみ殻を取り除いてできた玄米に水を与えて発芽させたもので、眠っていた酵素が発芽によって活性化し、 総合的な栄養価が玄米より高くなる。ストレス軽減作用のあるγ-アミノ酪酸(GABA)も豊富に含む。
黒豆
古来より生薬などとしても利用。タンパク質、ミネラル、食物繊維、大豆イソフラボンなどのほか、 抗酸化作用があるポリフェノールの一種、アントシアニンも含む。
小豆
豆類の中でも脂質が少ない一方、食物繊維やビタミンB1、カリウムなどが豊富。抗酸化作用のあるサポニン、アントシアニンなどのポリフェノールも含む。
青大豆
その希少性から「畑のエメラルド」とも呼ばれ、黄大豆よりも脂肪が少ない一方、甘みが強いのが特徴。黄大豆とほぼ同等の栄養価であるものの、ビタミンCやEはより多く含む。
アマランサス
スーパーフードとして有名なキヌアと同じヒユ科の疑似雑穀。栄養価はキヌア以上とも言われ、カルシウム、鉄、リン、マグネシウム、亜鉛などのミネラルや食物繊維を多く含む。
黒ゴマ
リノール酸やオレイン酸などの必須脂肪酸が豊富。ミネラルをバランス良く含むほか、抗酸化作用のあるセサミン、アントシアニンなども含有する。
白ゴマ
栄養素は黒ゴマとほぼ同等だが、リノール酸やオレイン酸、セサミンなどはより豊富に含有。一方、アントシアニンは含まれない。
もちきび
古来より主食として親しまれてきたイネ科の穀物で、団子や餅によく利用。低カロリーな一方、タンパク質やミネラル、食物繊維、ビタミンなどがバランス良く豊富に含まれる。
もちあわ
日本最古の穀物とも言われ、癖が少なく甘みのある味わいとモッチリ食感が特徴。食物繊維が非常に豊富なほか、ミネラルやビタミンもバランス良く含む。